平成間トロ物語

北のイマサラ「山口プラネタリウム合宿」で行った、間トロによる早押しクイズ企画です。

出題

本行事が実施された2018年10月というのは「平成時代」の終わりまで半年ほどという時期でした。ということで、平成時代の楽曲を振り返るのを一つのコンセプトにしました。また間トロの出題とすることで、それぞれの楽曲をじっくりと聴いてもらうというのも一つの狙いでした。本行事では企画実施表明の出足が鈍かったため、時間のかかる企画をここで行っておこうという魂胆もありました。そのことから、出題数も90問と多めの設定にしました。

公約達成方式

しかしいくら合宿の夜企画と言っても、ひたすら出題と解答を繰り返すだけの形式ではしんどいかもしれません(早朝から行動しているメンバーもおり、いわゆる電池が切れた状態になってしまう恐れもある)。ちょっとメリハリをつけるために、以前の合宿で行われた公約達成方式を拝借することにしました。公約達成方式というのは、各セットごとに各プレイヤーが自身の達成すべき公約を設定し、それを達成したプレイヤーがボーナス点を得る、というものです。

公約達成方式を導入するにあたって、先の出題をある程度予測できる形にしました。ここでは15問を1ブロックとして、ブロック内では時系列順に出題することにしました。各プレイヤーは、自身(あるいは他者)の得意/苦手な時代の問題がどのあたりに出てくるかを見越した上で、公約を設定したり、出題に対する立ち振る舞いを決定することになります。

その公約ですが最終的に8種類を用意しました。拝借元では比較的シンプルだったのですが、スルー時のボーナスや、誤答時/正解時の休みなど、少し複雑にしてみました。合宿なのでそのくらいは許容範囲だと思います。さらに間トロ出題という特性を生かして、間奏中での正解を要求する公約も用意してみました(出題自体は間奏終了後10秒経つまで再生した)。ボーナス点の設定もなかなか難しくなってしまいましたが、ある程度は妥当なところに収まったと思います。

感想と問題点

90問用意して9セットを消化することができたので、この点では予定通りの進行ができたと思います。最もボーナス点を低く設定した(=達成難易度が最も低いと考えていた)「2休→2〇2×」の達成者がいなかったのは意外でした。一方でスルーボーナス付きの5〇2×(スルー時には0.7〇を得る)の達成者が多いのは、それだけ問題の難易度が高かったことによるのでしょう。曲再生時間が長くなったせいか、90~100分を予定していた企画時間が120分を超えてしまいました。合宿とはいえ、これは反省点の1つですかね。

また、連答や間奏での正解を要求する公約を掲げたプレイヤーが多いと膠着状態になりがちで、誤答失格になったプレイヤーがいるとかなり長時間ゲームに参加できないという問題に気が付きました。当日は展開の助けがあって大事にはならなかったのですが、ちょっと危険な可能性をはらんでいたことは間違いありません。何らかのライフラインを用意しておくといいのかもしれませんが、どういう制度が一番いいのかはまだ解が見えていません。所定問題数/スルー時解答/納金による復帰、というのを探ることになるのかな、と考えています。

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