受動的三分間

関西イントロの会(K.I.P.)の第42回例会(2/8/2014)で行った企画です。基本的にはシンプルな早押しイントロクイズでした。

概要

各プレイヤーにライフが与えられていて、答えた曲の演奏時間に応じてそれが減っていきます(長い曲ほどたくさん減る)。ライフが尽きると解答権を失います。

趣旨

趣旨というほどでもないのですが、いろいろなところに「3分」を散りばめました。ライフの減少の基準が3分だったり(3分より短い曲であれば逆にライフは増加する)、初期ライフが3分超過に対応していたり(すなわちいきなり6分の曲を答えるとそれだけでライフが尽きる)、誤答時の罰則が実時間で3分間の解答権剥奪だったり、出題曲に「3分」という文字列を含むものがあったり。それぞれに関連がありそうで、実はあまり関連はありませんでした。

出題

ある程度短い(4分以下)曲を多めに出題したのですが、ときおり飛んでくる長い曲の割合をもっと増やしてもよかったですね。ただ、長い曲が特定のジャンルに偏るのは避けたかったので、その分選曲に難儀してしまいました。このあたりは準備時間の不足が尾を引いた形です。

それと、45問というのが少なかった感もありますね。あらかじめ企画時間枠を宣言してしまったので仕方がない部分もあるのですが、もう少し問題数を多くして行うべき企画だったように感じます。

出題自体は、比較的多くのジャンルの楽曲を出題できたのではないかと思っています。クラシックの楽曲を出題して、答え方によって演奏時間の定義が代わる(例:サンサーンスの「動物の謝肉祭」内の1曲「白鳥」を流して、「白鳥」と答えると約3分、「動物の謝肉祭」と答えると20分超?として扱う)ような仕掛けも考えたのですが、ちょうどいい音源がなくて実現できませんでした。

演奏時間

曲の演奏時間を使ったネタというのは、ありがちに見えますが今まであまりなかったような気もします。私の企画でも、内輪で行った「大作対策室」ぐらいでしょうか。このあたりをもう少し掘り下げてみると、企画ネタは出てくるような気がしますので、またどこかでやってみたいですね。そのときには「出題」の項で述べたクラシックの仕掛けを入れてみたいと思います。

実時間

今回の一番の収穫はむしろこれかもしれません。誤答時の罰則として「3分間休み」を導入しましたが、これは意外と使えそうな感触を得ました。出題中に3分間を満了したら、その時点からボタンを押してもいいルールだったのですが、さすがにそういうケース(7/3/2014註:「出題中に休みを満了して、その直後に押して答えたケース」の意)は実現しませんでした。

ただ、時計を止めるケースはきちんと定義しておく必要がありますね。今回はあまりきちんと考えていなかったのですが、例えば「アンドラの箱」(説明略)の使用時には時計を止めるべきだったように思います。

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