[公開設定のミスがありました。実際に公開されたのは、2014年2月14日です。]
北のイマサラ・題忘年会'13で行った企画「ラントロパラダイス2013」を振り返っています。今回は、タイムショックstageの前に行われた「たて・ほこstage」を取り上げます。
趣旨
クイズのゲーム形式の1つに、多答問題の答えを1つだけ書き、同じ答えを書いたプレイヤーが少ないほど高得点が与えられるものがあります。
わかる人の少ない答えを書いて高得点を得るのなら問題ないのですが、それとは別に、自主的に(言葉を換えれば「勝手に」)独占権を匂わせることによって他のプレイヤーの「参入」を避けさせることで高得点を得る方法もあります(他のプレイヤーは、自分が損をしなければそれを阻止することができない)。そういうことが行われると、ゲームの趣旨が損なわれることは言うまでもありません。
そこで、ここではその形式をベースにしつつ、「得点を得るための解答」の他に「他の人の得点を減らすための解答」を併用することで、その問題点を解消することを試みました。
ネーミング
「得点を得るための解答」を武器に、「他の人の得点を減らすための解答」を盾に見立てて、ネーミングを行いました(立案当初は「SWORD&SHIELD」という名前だった)。しかし今考えてみると、後者を武器に見立てた方がわかりやすかったような気がしています。前者をパンに見立てて、「BREAD&BLADE」(あるいは「ぶれ・ぶれ」)なんてどうですかね(ややこしい)。
出題
プレイヤーが5人でしたが、1問を7曲で構成しました(7曲のタイトルのいずれかを答える)。というとちょっと多いような気がしますが、実際には難易度的に厳しいところを流した曲が各問2曲程度あったので、結果的に帳尻が合っていい塩梅になったのではないかと思います。
1曲あたり5秒程度再生したのですが、これはもう少し長くてもよかったかもしれません。ペーパークイズの場合に準じて、10~15秒とかでもよかったでしょう。
位置付け
後の2ラウンドがメインラウンドで、このラウンドだけが「予選」のような位置付けになりました。他にも「完璧主義」や「再生開始位置当てn択」(第4回イントロの日の予選で行われたもの)などが候補に挙がっていましたが、当日朝の思いつき(と準備時間の都合)で「たて・ほこ」だけが採用になりました。
このラウンドの効果としては、得点に応じてタイムショックstageで使える「プレミアムな問題カード」がもらえ、さらに得点の低い人からタイムショックstageの挑戦を行う、というものでした。「プレミアムカード」の2~3枚分のレートで1○をもらうことができるようにする、という選択肢もあったのですが、「予選」的ラウンドが1つしかないという構成を考慮した結果、不採用になりました。