北のイマサラ「股覗き合宿」で行ったバラマキイントロクイズの企画です。今年3月に行われたオープン大会「RANTRO IMPERIAL ver. 1.0 ~春のセンバツ 100アーティスト~」(以下「本編」)から着想を得ています。非公式スピンアウト企画みたいな位置づけでしょうか。
出題アーティスト
出題アーティストを100組に限定した本編に対応して、ここでも出題アーティストを10組に限定しました。しかもタイトルの通り、本編で出題されなかったアーティストだけが対象になっています。本編のプレイヤー選抜にノミネートされたアーティストから紅白各3組、それ以外の国内アーティストから各1組、外国アーティスト(本編では出題対象外)から各1組を選んでいます。
ルール
普通のバラマキイントロクイズなのですが、不正解が発生した場合には得点がプールされ、次にそのアーティストの曲を正解したプレイヤーにプール点が与えられるようにしました。これによって、正解率が低い場合には勝ち抜けに要する正解数も少なくなるフィードバック効果が期待されます。実効的にそれを活かして勝ち抜けたのは1人だけでしたが(しかも最初に勝ち抜けた人)、下位から一発逆転による勝ち抜けの可能性もあったという点を考えると、ルール設計としては上手くできていたはずだと信じています。
ただ、このルールをより活かすには、出題をもう少し「深く狭く」するとよかったのかなとも思います。今回は1アーティストにつき5~6問用意したのですが、7~8問ぐらい用意するとプール点もより多くなってエキサイティングなゲーム展開が期待できそうです。
会場
今回は天候の都合で日時/場所が当初の予定から変更になりました。そのような事情もあって、問題散布地までの距離がかなり短くなってしまいました(30mぐらい?)。この2倍ぐらい距離があれば、追い抜きなども可能になったことと思います。
出題ソフト
今回、初めて屋外でPCを使って出題してみました。基本的にフルキーボードオペレーションを実現したこともあって、大きなトラブルもなく企画を終えることができました。出題場所は屋根があって音が反響したのもよかったですね。勝ち抜けや得点状況の通知を音声で行うという構想もあったのですが、それは開発時間の都合などでボツになりました。
実は事前にリハ―サルを行っており(企画そのものは行っていませんが、ノートPCで音を出すところまでを行いました)、フルキーボードオペレーション機能の要請もその際に上がったものでした(まあ、音声通知機能も)。何事も準備が大切であるという当たり前のことを、改めて実感しました。