目指せ!歌詞の達人

題忘年会2012@北のイマサラ(12/29/2012)で行った、歌詞埋め系クイズ企画です。歌詞埋め問題で「たほいや」を行います。

各論はレポートに任せるとして、ここでは概括的に振り返っていきます。

出題環境

今回は、HyperMutus(説明略)のアプリケーションの1つである「歌詞埋めたほいや」用のソフトウェアを使ってみました、というか今回のために開発したのですが。

たほいやの選択肢を読み上げるには、各プレイヤーの解答を正しく読み上げるという技術が必要になります。しかし、今回はその困難を回避するために、ソフトウェア上の表示をもって選択肢の読み上げを代替しました。解答の入力も、各プレイヤーが自らソフトウェア上で入力することになります。

それにともなって、解答にはいわゆる「完璧主義」を採用しました。System.StringのEqualsメソッドがtrueを返す場合にのみ2つの解答(あるいは解答と正解)が等しいと判断します。また、解答が実質的に同一ながら等しいと判断されないケースを減らすため、入力にはいくつかのルールを設定しました(日本語のみ、句読点等の記号は全て全角文字、などなど)。

出題曲

どのような歌詞埋め問題が「たほいや」に適しているか、という点については、全く事前知識がありませんでした。そのため、プレイヤーが到底聴いたことがない(であろう)部分を出題するという無難なラインに落ち着きました。

「わかりそうでわからない部分」や、「そこだけで多くの人がその曲を思い浮かべる部分」、あるいは「読みはわかるけど表記がわからない部分」を出すことも検討したのですが、選択肢を見れば容易に正解に辿り着いてしまうのではたほいやの意義が減衰すると考えて、採用にはなりませんでした(「夏が来る」の「真っ白な馬に乗った王子様」が一時出題候補に挙がっていた)。

というか、準備時間の都合で、ソフトウェアのテストに使っていた問題をほとんどそのまま使ってしまっていたのでした。結果を見る限りではうまいところに収まったように見えますが、それはただの偶然だと思います。

得点

CREATEラウンド(入力時)での正解(◎)は2点、SELECTラウンド(選択時)での正解(○)は1点、自分の選択肢を他の人が選んだ場合(●)は、1回につき1点、さらに同じ人が複数回選んだ場合は、2回目以降その人から1点を横取り(△)、というルールでした。

特に○と●のバランスは、プレイヤーの人数によって変わってくるのですが、今回ならもう少し○のウェイトを大きくしてもよかったような気がします。

そう感じるのは、全体的に正解が予想より少なかったからというのもあるでしょうか。SELECTラウンドの解答が全部で6人×6問-1(◎)の35回あるのですが、そのうち○は8回だけですからねぇ。○のウェイトが大きいときに正解率が高いと、たほいやの意味が薄れてしまいますし、このあたりのバランスは難しいところです。いっそのこと、相場(○と●の為替レート?)を事後的に決定すればいいのでしょうか。

技術面

最後に、テクニカルな部分での反省点をいくつか挙げておきます。

  1. 当日使用する画面に合わせて、選択肢の文字サイズを変更するコマンドを実装し、そのキージェスチャを、Ctrl+"+"(テンキーの方)に設定していました。が、当日使用するPCには、テンキーがついていませんでした。メニューバーに、テスト用に作った同機能のメニューが残っていた(本当は消そうと思って忘れていた)ので事なきを得ましたが。
  2. 当日は同一のPCで各プレイヤーが順番に入力していくのですが、入力内容によっては先のプレイヤーの入力内容が「省入力候補」として表示されてしまう事故が何件かあったようです。そのPCで正解を入力しないようには注意していたのですが、そこまでは考えが及びませんでした。あらかじめそのような推測変換機能をOFFにしておくべきでした。
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